COVID19、いわゆるコロナウイルスで世界が様々な対策をとっている中、2020年8月5日の夜に日本(羽田)からイギリス(ヒースロー)経由でスペイン(マドリード )へ渡航しました。
EUは、2020年7月から日本を含むEU域外の国、14か国からの入国を許可しましたが、8月現在、第二波の影響があり、本当に入国できるか心配でした。
しかし、政府の用意したアンケートに答えるだけで、思ったよりすんなり入国できました。実際にどのような過程を踏まえて入国したのか紹介したいと思います。
実際に私が使ったスペインへの行き方
Loterías y Apuestas del EstadoJAL(ブリティッシュエアウェイとのコードシェア便)の便で、ロンドンヒースロー空港でイベリアの便に乗り換えて、スペインに入国しました。
乗り継ぎ時間は余裕を持って、3時間程度とりましたが、1時間でも良かったかなと思うくらいスムーズに乗り継ぎできました。
到着 | 出発 | |
羽田空港(日本) | 11:20 | |
ロンドンヒースロー空港(イギリス) | 15:50 | 18:45 |
マドリードバラハス空港(スペイン) | 22:10 |
コロナ対策に関わる手続き
日本、乗り継ぎをしたイギリス、スペインでそれぞれ行った手続きを紹介したいと思います。
乗り継ぎの場合でも、イギリスに入国する人と同じ質問項目を記入しなければいけません。
日本での手続き(羽田空港)
日本でのチェックインカウンターが感染症対策にとても慎重でした。そのせいか、かなりの行列になっていました。コロナが収まるまでは、空港に早めに行って、チェックインをするのがおすすめです。
乗り換え先イギリス用のアンケートの記入
イギリス着の飛行機に乗る際に必要なCOVID-19対策のためのアンケートサイトへのQRコードを読み取りました。そして、出発までの時間がある時に記入するよう勧められます。
アンケート内容、アンケートのサイトURLは以下の「イギリスでの手続き(ヒースロー空港)」にて詳しく書いているのでご覧ください。
滞在の許可の有無、長期学生ビザなど
それとは別に、私は、片道の旅券しか持っていなかったので、長期滞在の許可は持っているのかと聞かれました。そして、長期滞在ビザが更新途中の画面の写真を取らせてくれと、更新結果の画面を写真に撮っていました。
イギリスでの手続き(ヒースロー空港)
イギリスに入国する場合は、もちろんのこと、乗り継ぎの場合でもアンケートに答える必要があります。もし、近くの座席の人で、コロナウイルスに感染した人がいた場合、電話などで知らせてくれます。
アンケートの所要時間は約20分ほどかかるので、搭乗時間までの時間で答えるとちょうど時間を潰すことができます。
アンケートの内容
- パスポート
- 日本からイギリスのチケット
- イギリスからスペインのチケット(※乗り継ぎの場合)
- パスポートの情報
- 滞在先と連絡先
- 現在の体調と身近にCOVID-19に感染した人がいるか
- イギリスまでの搭乗する(した)便の詳細
- 乗り継ぎの場合は、イギリスから行先の搭乗する便の詳細
といった内容を順に答えていきます。一つでも欠けた内容があると、次に進めないので注意してください。また、途中で中断して、メールのリンクから、もう一度、途中から始めることもできます。
スペインでの手続き(バラハス空港)
スペインでもイギリスと似たようなアンケートを答えなければなりません。
それ以外は、特に何もありませんでした。
紙でのアンケートか、webもしくはアプリで答える方法があります。所要時間は5分くらいで答えられる簡単なものでした。
紙のアンケート
入手方法
- 飛行機内で配られる(スペイン語ver)
- スペイン到着後、入国審査を抜けた後、机の上に無造作に置いてある(英語やロシア語など様々な言語のもの、日本語はなし)
裏面の最後にサインを忘れずに
提出方法
アンケートの紙を提出するだけ
ネット(webかアプリ)のアンケート
以下のサイトから、webで答える、もしくはアプリをダウンロードした後に答える方法が選択できます。
スペイン語以外に英語、フランス語、ドイツ語での表示ができます。
画面はこのように表示されます。
提出方法
アンケートを全て記入し終えた後に発行されるQRコードをアンケート回収場所で、提示します。
WEB上で答えた場合は、以下がQRコードのダウンロード先になります。
アンケートの内容
- パスポート
- イギリスからスペインのチケット
- 滞在先が分かるもの
- パスポートの情報
- 滞在先と連絡先
- 現在の体調と身近にCOVID-19に感染した人がいるか
- 出発国
- スペインまでの搭乗する(した)便の情報(日本からイギリスの便の情報は必要なし)
マドリードバラハス空港(スペインの空港)へ迎えに行く場合の注意
車や地下鉄のメトロなどで迎えに行く人が多いかと思いますが、航空券を持っていない人は、一切、チェックインカウンターなどがある場所に入ることができません。そのため、普段のように到着出口まで行くことができないので注意してください。
まとめ
イギリスの方が、より詳しい情報を求められましたが、イギリスでもスペインでもアンケートを記入すれば、日本から入国することができます。
コロナ感染が世界的に落ち着くまでは、空港に行く時間に余裕を持って、チェックインし、空き時間で政府のアンケートをネットであらかじめ記入しておけば、スムーズに入国できるのでおすすめです。
どの国においても、乗り継ぎなどがあるため、どこの国から来たのかを判別するのに苦労している印象でした。
スペインでは、「イギリスから来た人たちは通ることができます」という感じで、乗り継ぎはあまり考慮されていませんでした。
ひとこと
日本でもスペインでもどこの国でも人類において大変な状況ですが、それを忘れるほどに、飛行機から見た地球の景色がとても美しく感動しました。
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